ヤマハ発動機は、「YAMALUBE RACING TEAM」から全日本ロードレース選手権・JSB1000に参戦している前田恵助選手について、負傷により8月18-19日の第6戦(ツインリンクもてぎ)、9月1-2日の第7戦(オートポリス)、9月29-30日の第8戦(岡山国際)を欠場すると発表した。
YAMALUBE RACING TEAMは、若手育成を担うヤマハのユースチーム。負傷の前田選手に代わり、アジアロードレース選手権・アジアプロダクション250(ARRC・AP250)に参戦中のアヌパブ・サームーン選手(タイ)が第7・8戦に出場する。なお、11月に鈴鹿サーキットで開催される最終戦MFJ GPは、前田選手の回復具合を考慮して決定する。
サームーン選手はタイ出身の24歳。2016年にYamaha Thailand Racing TeamからARRCのAP250に参戦を開始し、3シーズン目となる今シーズンは、第4戦を終えてランキング3位につけている。あわせてタイの国内選手権で1000ccストックマシンを使用するST1にも参戦し、開幕4連勝でランキングトップに立っているほか、7月末の鈴鹿4時間耐久ロードレースに出場し2連覇を達成している。