シェフラー純利益5%増、電動モビリティ事業が好調 2018年上半期決算

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シェフラーが新開発したPHV向けトランスミッション
シェフラーが新開発したPHV向けトランスミッション 全 1 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、シェフラーは8月21日、2018年上半期(1~6月)の決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は、およそ72億ユーロ(約9180億円)。前年同期のおよそ70億ユーロに対して、3%のプラスとなった。

また、2018年上半期の純利益は、5億0900万ユーロ(約650億円)。前年同期の4億8500万ユーロに対して、5%の増益となっている。

増収・増益となったのは、オートモーティブOEM部門の4つの事業部すべてが伸びたため。中でも電動モビリティ事業部は2018年上半期、恒常通貨ベースの売上で最も高い成長率7.7%を記録した。

シェフラーのクラウス・ローゼンフェルドCEOは、「困難な環境が続く中で、2018年度の目標達成へ向けて順調に進んでいる。利益を主に牽引しているのは、オートモーティブアフターマーケット部門とインダストリアル部門の堅調な業績」と述べている。

《森脇稔》

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