アストンマーティンのアンディ・パーマー社長兼CEOは8月21日、ブランド初のEVとして開発中の『ラピードE』に、800ボルトのバッテリー技術を採用すると発表した。
ラピードEは、アストンマーティンの4ドアスポーツカー、『ラピード』をベースに、EVパワートレインを搭載したモデル。アストンマーティンにとって、初の市販EVとなる。
EVパワートレインは、英国のウイリアムズと共同開発。ラピードEの生産開始は2019年を予定しており、限定155台を生産する計画。
アストンマーティンのアンディ・パーマー社長兼CEOは今回、ラピードEに800ボルトのバッテリー技術を採用すると発表。電動車両向けのDC急速充電ステーションは通常、電圧が400ボルト。400kmの航続に必要なバッテリーの充電時間は、40~80分となる。
電圧を800ボルトに上げると、400kmの航続に必要なバッテリーの充電時間は、20分以内へ半減。アンディ・パーマー社長兼CEOは、ラピードEを2019年末に発売する、としている。