暴走族200グループ割れ、少年の割合は上昇して54.6%に 2017年警察庁調べ

自動車 社会 行政
警察庁
警察庁 全 1 枚 拡大写真

警察庁は27日、2017年の少年の補導及び保護の概況を発表した。

それによると暴走族のグループ数は25グループ減の183グループで、人員は前年より375人マイナスの6220人と一貫して減少傾向が続いている。このうち、グループ加入者は289人減って1210人、未加入者は86人減って5010人だった。

暴走族人数は減少しているものの、暴走族の年齢別では少年が3397人で、少年の割合が54.6%となり、前年より0.8ポイントアップした。

2017年に暴走族に加入していた少年の刑法犯検挙人数は193人と前年と比べて118人減った。凶悪犯は6人で、内訳は強盗が5人、強制性交などが1人。粗暴犯は80人で、傷害が48人、恐喝が16人、暴行が9人、脅迫が7人。窃盗犯は60人で、このうち乗り物盗が21人。自動車盗が3人、オートバイ盗が17人だった。

また、少年の道路交通法違反は前年より1万5185人少ない16万2964人、交通事故による過失運転致死傷が1508人少ない1万5101人だった。

さらに、刑法犯のうち、乗り物盗の少年の検挙人数は4607人で、乗り物盗全体に占める比率は17.2%だった。このうち、自動車盗が193人、オートバイ盗が1371人、自転車盗が3043人だった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  3. Uber Taxi、埼玉県で初のサービス開始…千葉県でも大幅エリア拡大
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る