メルセデスのEVレーサー、仮想レースが可能…伝説の「シルバーアロー」と対決も

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メルセデスベンツ・ビジョン EQ シルバーアロー
メルセデスベンツ・ビジョン EQ シルバーアロー 全 10 枚 拡大写真

メルセデスベンツは8月24~26日、米国で開催された「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス2018」(Pebble Beach Concours d'Elegance)で初公開した『ビジョンEQシルバーアロー』(Mercedes-Benz Vision EQ Silver Arrow)に最新のコネクト技術を搭載すると発表した。

ビジョンEQシルバーアローは1937年から、数多くのモータースポーツで成功を収めたメルセデスベンツ『W125』がモチーフ。このW125を最新技術で再現した電動レーシングコンセプトカーが、ビジョンEQシルバーアローとなる。

メルセデスベンツは、このビジョンEQシルバーアローに、最新のコネクト技術を搭載。コクピットには大型パノラマスクリーンを装備。車両周囲の映像をカメラで取り込み、3Dで表示する。誘導充電が可能な道路の車線を、このパノラマスクリーン上に重ね合わせて表示することも可能で、将来の充電テクノロジーを提示した。

また、AI(人工知能)の助けを借りて、かつてのシルバーアローレーシングカーや現在のレーシングカーとの仮想レースに参加することもできる。仮想レースでは、他のマシンがパノラマスクリーン上の実際の道路に現れる。バーチャルレースコーチアシスタント機能によって、ドライバーは運転技術を高めることが可能。

さらに、ステアリングホイールには、タッチスクリーンを装備。ドライバーは、コンフォート、スポーツ、スポーツ+などのプログラムを選択し、運転特性を切り替える。サウンドの設定もでき、最新のF1マシンやメルセデスAMG のV8サウンドが再現できる。

《森脇稔》

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