トヨタ プリウス、賛否デザインにテコ入れ…改良モデル発表は2019年1月か

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ プリウス 改良新型の予想CG。フロントマスクがよりシャープに生まれ変わる。
トヨタ プリウス 改良新型の予想CG。フロントマスクがよりシャープに生まれ変わる。 全 6 枚 拡大写真

トヨタ『プリウス』現行モデルに大幅テコ入れか。2015年12月に登場した現行モデルが、約3年を経て改良されるとの情報が入ってきた。大きな燃費向上はなさそうだが、デザインが大きく変わるという。

現行プリウスは、発売当初こそ堅調な売れ行きを見せるも、2017年に入ると安定せず、ジワリ右肩下がりとなっている。往時には販売首位を独走し、ハイブリッドの代名詞となったプリウスだが、同門の『アクア』にその座を譲って以降、2018年7月時点で販売台数トップ10圏外(9957台)となっている。

台数としては決して少なくないが、先代の大ヒットからするとやはり物足りなさを感じる。その原因の一つと見られているのが、賛否両論があるフロントマスクだ。そこで今回のフェイスリフトでは、エクステリアを中心に改良、販売台数の巻き返しを図るとみられる。

Spyder7編集部では、入手した情報を元に改良新型の予想CGを制作した。フロント部はヘッドライトのデザインを変更。癖の強い異形から、『プリウスPHV』に近いシャープなデザインの3連LEDヘッドライトに変更。バンパー両サイドの開口部も大柄なものにし、ライト類を埋め込んだ。またサイドはフロント、リア部分に膨らみを持たせ、ワイド感を強調している。

リアビューも変わりそうだ。テールライトのグラフィックが変更され、LEDシーケンシャルターンランプ(流れるウィンカー)の採用も期待出来るかも知れない。

大きく進化を見せるエクステリアに対しパワートレインに大きな変化はないようだ。1.8リットル直列4気筒エンジン+電気モーターのハイブリッドがキャリーオーバーされる。燃費が現在の40.8kmから、50km程度まで向上すると予想する海外メディアもあるが、そこまでの向上はないだろう。しかし軽量化などにより、若干の燃費アップは期待出来るかも知れない。

また安全面では、最新世代の「トヨタセーフティセンス」が搭載される可能性が高い。衝突危機が迫ると強力なブレーキアシストが作動する「プリクラッシュセーフティ」、急な車線変更をすると、ブザーとディスプレイで知らせる「レーンディパーチャーアラート」を始め、「レーントレーシングアシスト」などの機能がドライバーをアシストする。

ワールドプレミアは、2019年1月とレポートされているが、2018年12月に早まる可能性もある。

話題の新型車を最速スクープ『Spyder7』
http://spyder7.com/

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る