レクサス ES 新型、新世代ハイブリッド搭載…パリモーターショー2018で欧州仕様発表へ

エコカー ハイブリッド
レクサス ES 新型(欧州仕様)
レクサス ES 新型(欧州仕様) 全 14 枚 拡大写真

●現行は北米や中国などで販売

レクサスは9月4日、フランスで10月に開催されるパリモーターショー2018において、新型レクサス『ES』(Lexus ES)の欧州仕様車を初公開すると発表した。

画像:レクサス ES 新型(欧州仕様)

初代レクサスESは1989年、トヨタ『カムリ』のプラットフォームをベースに開発。日本でもトヨタ『ウィンダム』として販売された。ウィンダムは2006年をもって廃止されたが、北米向けには2006年、5代目レクサスESが登場。現在は北米や中国などで販売されている。

新型レクサスESは、7世代目モデル。新型では、ESの原点の上質な快適性を進化。また、フラッグシップモデルの『LC』や『LS』同様、新世代レクサス車として、デザインや走りの面でも大きな変革を追求する。

具体的には、低重心な「GA-K」プラットフォームを活かし、流麗かつ引き締まった外装と広く快適な室内空間を両立。新たなプラットフォームパワートレインにより、歴代ESがDNAとして継承してきた上質な乗り心地を進化させるとともに、優れた操縦安定性を実現した。


●ハイブリッドモデル「ES300h」を設定

新型レクサスESには、ハイブリッドモデルとして、「ES300h」グレードを設定。2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせた新世代のハイブリッドシステムを採用する。

4世代目となるこのハイブリッドシステムは、アトキンソンサイクルの2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンに、電気モーターを組み合わせる。欧州仕様車の場合、エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、218psのパワーを獲得。吸気効率の向上や燃焼室内の気流強化による高速燃焼により、世界トップレベルの熱効率を追求。高い動力性能と環境性能を両立するとともに、優れたレスポンスを可能にする。

新開発のトランスアクスルやパワーコントロールユニットを導入。ハイブリッドの持ち味の燃費性能は維持しながら、ダイレクトな加速フィーリングを追求。欧州仕様の燃費性能は、複合モードで21.3km./リットルとした。

二次電池はニッケル水素バッテリーで、高さを120mmコンパクト化。後席の下にレイアウトすることで、軽量化や低重心化に加え、荷室容量の拡大も可能に。このES300hグレードは12月、欧州市場で発売される予定。

●非接触でのスマートフォンコントロールも可能

新型レクサスESには、最大で12.3インチのマルチメディアモニターと第2世代のリモートタッチパッドコントロールを設定。音声認識は、非接触でのスマートフォンコントロールを可能にするモバイルアシスタントにも対応する。

新開発のヘッドアップディスプレイも用意。ドライバーの好みに合わせて調整できるカラーディスプレイは、クラスで最大サイズ。ヘッドアップディスプレイには、速度、燃料残量、シフトポジションなどの基本的な機能に加えて、スピード制限、車線維持アシスト警告、ナビゲーションなども表示できる。レクサスによると、ディスプレイやスイッチ類を操作時の姿勢変化や視点移動が少ないレイアウトとすることで、運転に集中できる空間を作り出したという。

新型ESには、第2世代の「レクサス・セーフティシステム+」など最新の先進運転支援システム(ADAS)を搭載。新型レクサスESの第2世代のレクサス・セーフティシステム+では、第1世代のレクサス・セーフティシステム+に採用している「単眼カメラ+ミリ波レーダー」の構成はそのままに、各機能を進化。事故の防止や交通事故死傷者のさらなる低減と、ドライバーの負担軽減を目指す。とくに新型ESでは、運転支援時にドライバーにとって自然で、安心感のある車両挙動を追求した。


「プリクラッシュセーフティ(PCS)」は、単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により、昼間の自転車や夜間の歩行者が検知可能に。自動車専用道路などにおいて、設定した車速内で前走車との距離を一定になるよう加減速制御するとともに、同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する「レクサス・コ・ドライブ」には、「レーダークルーズコントロール」や「レーントレーシングアシスト」が含まれる。

また、先行車や対向車を眩惑しないよう、ハイビームの照射を制御する「アダプティブハイビームシステム(AHS)」、カメラで主要な道路標識を読み取り、メーターとヘッドアップディスプレイ内に表示する「ロードサインアシスト(RSA)」も採用されている。

《森脇稔》

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