ヤマハ発動機、台湾ゴゴロから電動バイクをOEM調達 交換式バッテリー事業に参入

モーターサイクル 企業動向
Gogoroのバッテリーステーション
Gogoroのバッテリーステーション 全 1 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は、台湾の電動バイクのスタートアップであるGogoro(ゴゴロ)から電動バイクをOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受ける検討を開始したと発表した。

ゴゴロは2015年から台湾二輪車市場に参入し、自社製電動スクーターと、簡単にバッテリー交換ができるバッテリーステーションによる電動二輪車ビジネスを展開している。

今回、ヤマハ発動機はゴゴロの市販車をベースに、ヤマハのデザインを採用したヤマハブランドの電動バイクをGogoroに生産を委託する。完成車両はヤマハの現地法人であるヤマハモーター台湾の販路を通じて台湾市場で販売する。ゴゴロのバッテリーステーションを共用できる第1弾モデルの投入は2019年夏頃の予定。

ヤマハ発動機は台湾で電動二輪車『E-VINO』(イービーノ)を製造・販売しているが販売台数は600台前後にとどまっている。ゴゴロは簡単にバッテリー交換ができるバッテリーステーションを展開していることが受けて電動バイクの販売を伸ばしており、2017年は3万4000台を販売した。ヤマハ発動機は、ゴゴロとの協業を通してバッテリーステーションを使った電動バイクビジネスを模索する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  3. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る