APEVがデザイン学生向けにスケッチワークショップを開催…アイデアは表現しないと伝わらない

エコカー EV
APEVスケッチワークショップ
APEVスケッチワークショップ 全 8 枚 拡大写真

「国際学生EVデザインコンテスト」を主催している電気自動車普及協会(APEV)は21日、国内の大学生を対象にしたワークショップを開催。マーカーとパステルを用いたスケッチワークの基礎がレクチャーされた。

【画像全8枚】

このワークショップは、コンテストのプレイベントとして位置づけられたもの。会場のThe Gallery Too(東京・虎ノ門)に集まった学生は首都大学東京と千葉工業大学に在籍する合計7名。当初はさらに多くの学校から申し込みがあったものの、諸事情によるキャンセルがあったため2校のみからの参加となった。ただし人数が少なかったことで、参加学生はマンツーマンに近い指導が受けられることになっていた。

ワークショップはまず、コンテスト実行委員長の山下敏男氏の講義でスタート。デザインするとはどういうことか、そしてデザインする際にスケッチを描くことの意味や意義などを説明した。デザインで重要なのはビジョンとスキルだと山下氏。「どんな世の中にしたいのか、ということを企てることがビジョン。美しさなどで心を掴むために必要なのがスキル。スケッチはアイデアのヒントをまとめ、創造するためのツールだ」と説いた。

マーカーとパステルを用いたスケッチ作成の実演では、リフレクション(光の反射)で立体感を表現する手法の使い方や、ラフな線でもしっかりした絵に見せ、説得力を持たせるためのテクニックなどを披露。美麗さを追求するのではなく、アイデアやメッセージを素早く伝えられることが肝要だという。

その後は喜屋武タケル氏(カーデザインアカデミー)も講師として加わり、学生たちが実際にスケッチを作成。画材の扱いにやや不慣れだった学生は「普段の授業ではデザインについて教わっていても、表現テクニックを手ほどきされることはほとんどない」という。アイデアを表現するためにはテクニックも必要、ということを実感していたようだ。

そして講師陣が「そういうアイデアならば、こう表現すれば……」とアドバイスし、ときに直接手を加えることでスケッチは完成。最後に全員で互いのスケッチを評価して、ワークショップは終了した。

なお「国際学生EVデザインコンテスト2019」は、19年1月にエントリー受付が開始される。また1次審査、2次審査を突破したチームを対象に、デザイン案をさらに昇華させるワークショップの開催も予定している。

《古庄 速人》

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