プジョーが自動運転のEVクーペ提案、504クーペ がモチーフ…パリモーターショー2018で発表へ

エコカー EV
プジョー eレジェンド・コンセプト と プジョー504クーペ
プジョー eレジェンド・コンセプト と プジョー504クーペ 全 14 枚 拡大写真

●504クーペのデビュー50周年


プジョーは9月20日、フランスで10月に開催されるパリモーターショー2018において、『eレジェンド・コンセプト』(Peugeot e-Legend Concept.)を初公開すると発表した。

eレジェンド・コンセプトは、自動運転、電動化、フルコネクテッドをテーマにしたコンセプトカー。1969年に誕生したプジョーの名車のひとつ、『504クーペ』のデビュー50周年を祝い、この504クーペにデザインのモチーフが求められた。

画像:プジョー eレジェンド コンセプト

●4種類の運転モードを備える


eレジェンド・コンセプトには、2種類の自動運転モード、2種類の手動運転モードの合計4種類の運転モードを備える。ドライバーは好みに応じて、走行モードを選択する。

2種類の自動運転モードのひとつが、「ソフト」。乗員の快適さを重視したモードとなっており、デジタルスクリーンとインフォテインメントディスプレイの表示を最小限に抑え、乗員が移動中、くつろげるようにした。もうひとつの自動運転モードが、「シャープ」。乗員は移動中、ソーシャルネットワークに参加したり、電子カレンダーでスケジュールを調整したりするなど、eレジェンド・コンセプトの車内をデジタル化するために、最大限のコネクティビティを発揮するモードになる。
プジョー eレジェンド・コンセプト
一方、2種類の手動運転モードのひとつが、「レジェンド」。504クーペ3連メーターやウッドパネルが特徴だった。そこでeレジェンド・コンセプトでは、ダッシュボード全面に広がる49インチの大型デジタルスクリーンに、3連メーターやウッドパネルが再現される。もうひとつの手動運転モードが、「ブースト」。パワフルなモーターによるスポーティな走行性能をドライバーに味わってもらうため、カメラが捉えた映像を49インチの大型デジタルスクリーンに映し出す。

また、eレジェンド・コンセプトが2種類の自動運転モードで走行中、ステアリングホイールは格納され、49インチのデジタルスクリーンの視認性を向上。フロントシートは自動でリクライニングし、サイドアームレストも自動でせり出す。スマートフォンやその他の電子機器用の大容量の収納スペースや誘導充電エリアも出現する。

●サウンドハウンドの音声アシスタント機能は2年以内に市販


eレジェンド・コンセプトはEVであり、電動パワートレインのモーターは、最大出力462hp、最大トルク81.6kgmを引き出す。強力なモーターのパワーとトルクが4輪に伝えられる4WD。eレジェンド・コンセプトは0~100km/hを4秒以下で駆け抜け、最高速は220km/hに到達する。

バッテリーは蓄電容量が100kWhと大容量。この効果で、1回の充電での航続は、WLTP計測モードで600kmに達する。急速充電では、500km走行分のバッテリー容量を、25分で充電することが可能。誘導充電にも対応する。
プジョー eレジェンド・コンセプト
eレジェンド・コンセプトには、プジョーが属するPSAグループと米国シリコンバレーのスタートアップ、「サウンドハウンド」(Sound Hound)との戦略的提携関係の締結を反映。サウンドハウンドは、人工知能(AI)と自然言語の音声認識技術を手がける。eレジェンド・コンセプトには、サウンドハウンドの音声アシスタント機能を搭載。これにより、ドライバーは音声コマンドで車両の運転モードを変更したり、音楽を聞いたり、電動ドアを開閉したりすることができるという。システムは17の異なる言語に対応。サウンドハウンドの音声アシスタント機能は、2年以内にプジョーの市販モデルで利用できるようになる予定、としている。

《森脇稔》

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