グループBカーを見て、鋳造を体験し、秋田犬と触れ合う…マツダの文化祭 Be a Driver: Experience

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
寺田陽次郎氏の駆る787B
寺田陽次郎氏の駆る787B 全 51 枚 拡大写真

自動車メーカーが主催するオーナーイベントやファンミーティングは、多くはクルマのオーナーでありドライバーに向いたコンテンツがメインで、同伴者や家族向けの催しやアトラクションはサブ的な扱いとなる。

【画像全51枚】

だが、9月23日に開催されたマツダのイベント「Be a Driver: Experience at FUJI SPEEDWAY」はちょっと違う。もちろん、『サバンナRX-3』やルマン優勝車「787B」などのデモラン、オーナーカーのサーキットパレード、耐久レース、ヒストリックカー展示、車両技術に関する展示、整備体験コーナーなど車好き、マツダ車ファンのための鉄板イベントも充実している。しかし、マツダのイベントは子供向け、家族向けのイベント、アトラクションにも手抜きがない。

ざっと紹介すると、全国グルメや一流レストランのケータリングサービスによるワールドフードコート、ハーブティーでリラックスできるブース、カリスマ美容師によるヘアアレンジ体験、ハワイアンアート体験、秋田犬保存会による秋田犬ふれあいコーナー、プロ写真家によるスマホ撮影教室、子ども向け遊具やキッズカート体験(大人も参加できるカート体験もあり)、RCカーサーキットにその場でキットを組み立てて持ち帰れるスクール(タミヤスタッフによる指導)、缶バッジやペーパークラフトといった工作コーナー、などだ。

なお、秋田犬保存会は、ザキトワ選手にマサルを贈呈した保存会だそうだ。

自動車に関連する体験コーナーも、プレートにオリジナルの刻印を施すプレス加工体験、金型磨き体験としてピラーの端材を磨いてキーホルダーを作るコーナー、砂型を自分で作って錫の記念スタンプを鋳造するコーナーは、ハンドクラフトの体験として女性や家族でも楽しめるものだ。硬派なお父さんには、ロータリーエンジンの分解、組み立て実演・一部体験できるコーナーもあった。

ヒストリック&レストアカー展示では、NA『ロードスター』、「RX-7 Gr.B」、『カペラGステンレスカー』、『ルーチェ・ロータリークーペ』、『コスモスポーツ』、『キャロル・デラックス』、『R360クーペ』、『K360』(オート三輪)を見ることができた。

カペラGのステンレスカーは、ロータリーエンジン20万台達成を記念して作られ、1971年の東京モーターショーに出品されたものだ。RX-7は、1980年代半ばのWRCにマツダラリーチームヨーロッパ(MRT-E)が出場していたときのグループBカーだ。車両はイアン・アルトーネンが84年、85年とアクロポリスラリーなどで使用していたもの。すでにプジョーやアウディが4WDを投入し、勝ちまくっていたころだが、カーブレークラリーの異名をとるアクロポリスでは、85年に総合3位、6位に入賞している。

以上は、当日の展示やアトラクションの一部でしかない。アトラクションによっては、事前の申し込みやキット代金など実費が必要なものがあるが、全国から集まった4800名以上の参加者によって、どのブースも終日にぎわっていた。来年は、ぜひ「ネコカフェ」と「マツダ車限定痛車」も企画してほしい。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『アウトランダー』に本格オフロード仕様登場か!? トライトン譲りの「レイダー」
  2. レクサス『ES』新型、世界初技術「レスポンシブヒドゥンスイッチ」採用…東海理化が開発
  3. レクサス『NX』ビッグマイナーチェンジはこうなる…新デザイン採用で商品力を大幅強化か
  4. 「飛びついちゃうよね」第3のエコカーがフルモデルチェンジ!? 次期ダイハツ『ミライース』に期待の声
  5. 三菱『パジェロ』新型、「マルチメーター」採用へ…走行状況をリアルタイム表示
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ボルボカーズ、2028年以降の車両にアプティブのGen 8レーダー採用へ…悪天候や複雑な市街地でも高精度センシング
  2. ボッシュ、ヒューマノイド向け需要拡大でロボティクス事業を強化
  3. アステモが執行役員を解任、「職務遂行の適切性に問題」…子会社社長も交代
  4. SDV時代、進化するアフターマーケットの“今”と“未来”が一堂に…「アウトメカニカ フランクフルト 2026」9月8~12日開催
  5. 7/27申込締切 【激変するインド自動車産業】政策転換とEVシフト、クイックコマースが拓く日本企業の勝機
ランキングをもっと見る