ダイムラー、ツェッチェCEOが退任へ…後継にメルセデス統括のケレニウス取締役

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ダイムラーのディーター・ツェッチェCEO
ダイムラーのディーター・ツェッチェCEO 全 2 枚 拡大写真

ダイムラー(Daimler)は9月26日、ディーター・ツェッチェCEOが2019年に退任し、次期CEOにメルセデスベンツ乗用車部門を統括するオーラ・ケレニウス取締役を指名すると発表した。

オーラ・ケレニウス氏は2013年9月、メルセデスベンツ乗用車部門の営業&マーケティング担当取締役に就任。その前職は、メルセデスベンツの高性能車部門、メルセデスAMGの代表取締役社長だった。メルセデスAMGの代表取締役社長の前には、メルセデスベンツの米国タスタルーサ工場の工場長、英国のエンジン工場の責任者などを務めた。

ダイムラーを率いてきたディーター・ツェッチェCEOは2019年に退任。その後、監査役会の会長に就任する予定。オーラ・ケレニウス取締役のCEOへの昇格とともに、株主総会での承認を得た後、正式に発効する。オーラ・ケレニウス新CEOの任期は、5年間となる予定。

ダイムラーのディーター・ツェッチェCEOは、「オーラ・ケレニウス氏は、ダイムラーのさまざまな部門から尊敬されている人物。同時に、彼は国際的な視点を持つ。将来の人事を決めたことを、大いに歓迎する」と述べている。

《森脇稔》

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