メルセデスベンツ初のハイパーカー、市販モデルの車名が決定 メルセデスAMG『ワン』

メルセデスAMGプロジェクトワン
メルセデスAMGプロジェクトワン全 6 枚

メルセデスベンツの高性能車部門、メルセデスAMGは9月28日、初のハイパーカーとして開発中のメルセデスAMG『プロジェクトワン』(Mercedes-AMG Project ONE)の市販モデルの車名を、メルセデスAMG『ワン』(Mercedes-AMG One)と発表した。

メルセデスAMGワンは、メルセデスAMGの創業50周年を記念し、F1技術を搭載した公道走行可能なハイパーカーとして開発中。スタディモデルのメルセデスAMGプロジェクトワンでは、F1マシン譲りの1.6リットルV型6気筒ガソリンターボエンジンをミッドシップに搭載。ピストンやクランクシャフト、電装システムを専用設計とし、エンジン回転は1万1000rpmの高回転まで許容。最大出力は680hp以上を引き出す

この1.6リットルV型6気筒ターボエンジンに、フロント2個(163hp×2個)、ターボチャージャーとエンジンにそれぞれ1個の合計4個のモーターを組み合わせたハイブリッドとし、加速時などにエンジンのパワーをアシスト。ハイブリッドパワートレーンは、システム全体で1000hp以上のパワーを引き出す。EVモードも備えており、最大で25kmゼロエミッション走行できる。トランスミッションは8速の「AMGスピードシフト8」。駆動方式は4WD。メルセデスAMGプロジェクトワンは、0~200km/h加速6秒以下、最高速350km/h以上のパフォーマンスを可能にしている

メルセデスAMGは今回、メルセデスAMGプロジェクトワンの市販モデルの車名を、メルセデスAMGワンと発表。現在は、アクティブエアロダイナミクスシステムを風洞施設などで開発している段階。メルセデスAMGは、レースモードで最大のダウンフォースを獲得するために、2段階の可変式リアウィングの開発に取り組んでいる、としている。

《森脇稔》

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