ジェイテクト、EV/HEV用超低トルクシール付き玉軸受を開発 電費向上に貢献

開発品イメージ
開発品イメージ全 1 枚

ジェイテクトは10月3日、電気自動車(EV)/ハイブリッド車(HEV)の電動ユニット用超低トルクシール付き玉軸受を開発したと発表した。

現在、EV/HEV車の航続距離延長に向け、あらゆる電力消費率(電費)向上策が取り組まれており、電動ユニット用軸受にもさらなる低トルク化、軽量化が求められている。

EV/HEV車の電動ユニットの減速機に使われる深溝玉軸受は油中で使用されるが、長期間の使用で、ギアなどの摩耗粉が軸受内部に侵入し、軸受寿命が短くなる可能性がある。そのため開放型の軸受は、軸受容量確保の点から小型化が困難だった。軸受内部への摩耗粉などの侵入防止策として、シール付き軸受を使用するが、シールリップが内輪に接触する際に発生する摺動摩擦が軸受の回転トルクを増大させ、それが電費の低下に繋がっていた。

開発品は、内輪に接触するシールリップの形状を最適化することで、シールが軸を締め付ける力(緊迫力)を低減。回転トルクの30%低減と、シールの追随性向上を実現した。また、シールによる耐異物寿命向上効果に伴う小型化により、従来の開放型軸受と比べ約50%の軽量化も達成。これらによりEV/HEV車の電費向上に貢献する。

《纐纈敏也@DAYS》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』など3車種1万台にリコール… 内装材が燃焼基準に不適合
  2. トヨタ、WEC富士でル・マン優勝車や新型スーパーカー『GR GT』を展示 9月25日-27日
  3. 【アウディ A5 新型試乗】「ちょうどよい」サイズと、4気筒ディーゼルとして満点の静粛性…中村孝仁
  4. 人気ミニバンが2027年にも大進化へ! トヨタ『ノア/ヴォクシー』次期型は新開発1.5LエンジンHEVか?
  5. カワサキ『メグロK3』2027年モデル、10月17日発売へ 価格は141万9000円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 「発想が素晴らしい」ヤマハが開発した保育現場向け「電動アシストお散歩カー」が話題に、「補助金回して」の声も
  5. ポルシェはなぜブガッティを手放した? 10億ユーロで売却、選択と集中へ
ランキングをもっと見る