原付免許で乗れるEVスクーター、ADIVA VX-2 日本初公開…脱着式バッテリーに充電

ADIVA VX-2
ADIVA VX-2全 17 枚

ADIVA(アディバ)は4日、機動性を追求した小型ビジネスユース2輪EVの『VX-2』を日本初公開した。同日開催された「京都スマートシティエキスポ」で、VX-2を含む新型EV4台を展示。ADIVAが描く電動車の未来を提示した。

VX-2は、モーター出力の違いによって原付一種(50cc未満)クラスと原付二種(125cc未満)クラスを揃える。原付一種の出力0.6kWタイプは航続距離88km、最高速度は45km/h。原付二種の出力1kWタイプは航続距離100km、最高速度は75km/hを実現する。

同時に発表された『VX-1』がパーソナル向けかつ長距離クルーザー的な特徴を持っているのに対し、VX-2は積載能力と市街地などでの機動性を重視。他ADIVAブランドEVと同様に後輪にインホイールモーターを搭載。エンジン車と比べコンパクトかつ軽量というメリットがある。

シート後ろに取り付けられたリアボックスだけでなく、フロント足元にも大型のストレージを備え、見た目以上の積載能力を持つのが最大の目玉だ。

またリチウムイオンバッテリーは外部充電式ではなく脱着式であるのも特徴。シート下から取り出せば、屋内の100Vコンセントで充電することができる。また長距離走行に備えて、同サイズの予備バッテリーを積載するスペースも有している。

発売予定時期は、2019年春となる。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  3. 山陽道・福山SAにガシャポン専門店、中国地方初 7月18日オープン
  4. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る