BMW、中国合弁への出資比率を75%に引き上げ…外資規制撤廃を初適用へ

中国華晨汽車とBMWグループの両首脳
中国華晨汽車とBMWグループの両首脳全 1 枚

BMWグループ(BMW Group)は10月11日、中国華晨汽車との合弁会社、BMWブリリアンスへの出資比率を75%に引き上げると発表した。

中国政府は従来、海外の自動車メーカーが中国の自動車メーカーと合弁会社を設立する場合、自国の自動車産業の育成を目的に、海外メーカーの出資比率を半分以下に制限してきた。しかし、中国政府はこの規制を撤廃する方針。BMWグループはこの規制撤廃を、海外の自動車メーカーとして初めて適用する。

BMWブリリアンスは2003年に設立。今年で合弁設立15周年を迎えた。現在、中国に2工場を持ち、2017年は『3シリーズ』『5シリーズ』『1シリーズ』『X3』などを前年比30%増のおよそ40万台現地生産している。

また今回、BMWグループと中国華晨汽車は、BMWブリリアンスの合弁契約を2040年まで延長すると発表。今後数年間で、瀋陽市の新工場建設などに30億ユーロ以上の投資を行う計画も公表されており、中国事業をいっそう強化していく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  3. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  4. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  5. 【マツダ CX-60 MHEV 新型試乗】買い時とグレードのチョイスに迷う存在…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る