プジョーのコンセプトカーが日産のコンセプトカーに似てる…パリモーターショー2018

プジョー eレジェンド・コンセプト(パリモーターショー2018)
プジョー eレジェンド・コンセプト(パリモーターショー2018)全 11 枚

単なる偶然なのだろう。パリモーターショー2018でワールドプレミアされたコンセプトカーの1台、プジョー『eレジェンド・コンセプト #UnboringTheFuture』のことである。電動化と自動運転社会を見据えたコンセプトモデルで、パワートレインはフルEVとされている。

注目はデザインだ。かつての名車『504クーペ』のオマージュで、端正かつライトウェイトで引き締まったフォルムを具現化している。しかし、このクルマに既視感のある日本人は多いのではないだろうか。

サイズは異なるものの、日産が2013年に東京モーターショーでお披露目したコンセプトカーの『IDx』に似ているのだ。2ドアクーペというだけでなく、直線基調かつロングノーズが生み出す全体のフォルム、台形のキャビンも一致。ボンネット前端が突き出したシャークノーズや2眼のヘッドライト、細かい部分ではミラーの形状などもよく似ている。

往年の名車を現代に蘇らせたという企画も、かつての『ブルーバード』をイメージさせるIDxと共通するポイントだ。さすがにプジョーが日産の真似をすることはないだろうが、ここまで似てしまうのだから、世の中はおもしろい。

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. 三菱ふそう、『スーパーグレート』3万1122台をリコール…ACMブラケットに不具合
  4. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  5. ジープ『グラディエーター』、カナダで約120万円値下げ…2026年型を年内発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る