米国のEVメーカー、テスラ(Tesla)は10月24日、2018年第3四半期(7~9月)決算を発表した。
同社の発表によると、第3四半期の売上高は68億2441万ドル(約7640億円)。前年同期の29億8467万ドルに対して、およそ2.3倍と大きく伸びた。
また、第3四半期の最終損益は、3億1151万ドル(約350億円)の黒字。前年同期の6億1937万ドルの赤字から、黒字転換を果たす。四半期ベースでの黒字計上は、2年ぶりとなる。
黒字転換した主な要因は、新型コンパクトEVセダン、『モデル3』にある。米国の工場での生産障害を解消したモデル3は、顧客への納車が進み、テスラの黒字決算に貢献した。
テスラのイーロン・マスクCEOは、「全ての人々の支援に感謝したい。この支援がなければ、歴史的な四半期決算は達成できなかっただろう」とコメントしている。