EVを活用した最大需要電力削減パイロットプロジェクト開始へ 法人向けに日産など

V2B(Vehicle to Building)パイロットプロジェクト
V2B(Vehicle to Building)パイロットプロジェクト全 2 枚

日産自動車、九州電力、イーレックスの3社は、『リーフ』を活用し、法人向けにEVの車載バッテリーからビルに放電することで最大需要電力(デマンド)を削減するV2B(Vehicle to Building)パイロットプロジェクトを、2019年1月から共同で開始すると発表した。

本プロジェクトでは、法人向けにリーフと充放電器を導入し、車載バッテリーの電気を活用することでデマンドの削減効果を検証するとともに、非常用電源としての活用も含めた受容性について確認を行う。各社の役割は、九州電力が使用電力データ分析によるデマンド削減効果や将来の事業化を見据えた事業性評価を行う。イーレックスは車両使用用途に応じたサービス適合性、顧客の受容性や満足度を確認するとともに、ガソリン車とEVでの車両関連コストを比較。日産自動車は、V2BによるEVの使われ方の確認を行う。

各社は本プロジェクトを通じて、EVを活用した新たなサービスの創出に向けた 知見の獲得を目指すとともに、今後の事業化についても検討していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  3. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  4. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  5. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  6. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  7. 日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
  8. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  9. BMWの4ドアクーペEV『i4』、改良新型は表情変化…北京モーターショー2024
  10. 電動車ブランドになったヒョンデが、あえて高性能モデル「N」を日本に投入する理由とは?
ランキングをもっと見る