パナソニック100周年記念イベントを開催、2030年の未来に向けて最先端技術を披露

完全自動運転の電気自動車のコンセプトカー『スペイシー』
完全自動運転の電気自動車のコンセプトカー『スペイシー』全 6 枚

パナソニックの100周年記念イベントが10月30日、東京国際フォーラムで開幕した。「クロスバリューイノベーションフォーラム2018」と名づけられたイベントには、自動運転車をはじめ、次世代の最先端技術が数多く展示され、セミナーも目白押しだ。

【画像全6枚】

展示会場は6つのエリアに分かれ、家電・住宅、スマートタウン、モビリティなどパナソニックが考える2030年の具体的な姿が紹介されている。例えば、モビリティのエリアでは完全自動運転の電気自動車(EV)のコンセプトカー『スペイシー』を公開。

大きさは全長3850mm、全幅1680mm、全高1950mmで、運転席はなく、車内にあるのは向かい合った4人掛けのシートと窓のようなディスプレイだけ。ラスト1マイルのモビリティとして考えているそうで、スピードは遅く、20km/hとのことだ。同社関係者によると、2021年度のサービス実用化を目指しているという。

また、家電・住宅エリアでは、家全体がネットにつながる次世代住宅「ホームX」が紹介されている。エアコンやテレビ、冷蔵庫、給湯器、住設機器などさまざまなものが、「ホームXディスプレイ」という1つの機器で操作ができる。しかも、ユーザーの使用履歴からその人の暮らしに合った最適な家電の使い方を推奨してくれるという。使えば使うほど賢くなっていくというわけだ。

パーソナルポーターロボットも来場者の人気を呼んでいた。これはペットみたいに斜め後ろについてくるロボットで、蓋を開けると約5kgの荷物が入るようになっており、上に座ることもできる。蓋は顔認証で開閉するので、他人に開けられる心配はない。そのほか、ロボティックモビリティや歩行トレーニングロボット、顔認証出入国審査ゲート、自動搬送システムなどが披露されていた。

また、受付横のスペースには、パナソニックがこれまで販売したヒット商品がズラリと並んでいた。その中には、1929年の電気コタツ、51年の丸型撹拌式電気洗濯機、60年の21型カラーテレビ、72年の電気ジャー炊飯器、79年のステレオラジオカセットなど、その時代を象徴する製品がある。パナソニックの100年の歴史がわかり、見ているだけで懐かしくなるだろう。

クロスバリューイノベーションフォーラム2018は11月3日まで開催され、パナソニックでは5日間で5万人の来場者を見込んでいる。入場は無料で、一般の人も事前登録すれば入場できる。

《山田清志》

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