ホンダ インサイト 新型、日本専用のフロントグリルとリアスポイラーを装備

ホンダ・インサイト新型
ホンダ・インサイト新型全 6 枚

ホンダが2018年内に日本市場に投入する新型『インサイト』には、日本専用のフロントグリルとリアスポイラーが装備される。

エクステリアデザインを担当した本田技術研究所の和田陸研究員は「専用のスポイラーとフロントグリルは、我々が日本に向けてこのクルマを出すにあたって込めた、さらなる特別な思いを象徴する外観上のアクセントになっている」と語る。

北米で先行販売されている新型インサイトのフロントグリルは「グロスのブラックとマットのブラックのコンビネーションでグリルのバーを表現。シンプルな横のバーで鼻先の塊を感じさせる造形になっているのに対し、日本向けでは「グロスのあるブラック、そしてメッキ、さらにその中に細かく変化をもたらせている」と、和田氏は解説する。

具体的には「日本の建築や紋様に使われる格子状の形状を設けることで、機能的には黒い穴だが鼻先の立体感や高さを感じて頂けるのではないか。格子状の形状だけでなく5条のクロームのバーを設けてさらに立体感を強調させた」という。

さらに「一本一本のバーの形状にも非常にこだわりを持っていて、鈍く光るような金属のような質感、そして研ぎだされた刀身のようなキラッと光る面のコントラストを表現。これによって近くで見ても非常に見応えのある精緻な印象を演出している」とも。

一方、廉価グレードLX以外に装着されるリアスポイラーに関して和田氏は「スポイラーをつけることによってスポーツセダンの雰囲気を表現したいということで用意した。このクルマの持っている運転する楽しみをより強調するような表現をしたスポイラーを日本専用でデザインした」と語る。

その上で「もちろんスポイラーとしてつけるからには、より一層運転の質を上げるような機能を持った形状とデザインを両立することを目指した」とも話していた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る