BMWグループ(BMW Group)は11月7日、2018年第3四半期(7~9月)の決算を発表した。
同社の発表によると、MINIやロールスロイスを含めたグループ全体の第3四半期の総売上高は、247億4300万ユーロ(約3兆2050億円)。前年同期の236億3300万ユーロに対して、4.7%増加した。
一方、第3四半期の純利益は、14億0500万ユーロ(約1820億円)。前年同期の18億4600万ユーロに対して、23.9%減少している。
減益となった大きな要因は、欧州市場で9月から導入された新燃費基準「WLTP」への変更に備える費用がかさんだこと。また、旧式ディーゼル車の代替を進めるための環境インセンティブに関連する費用も、収益を圧迫する要因になった。
BMWグループの2017年通期(1~12月)決算は、売上高が前年比4.8%増の986億7800万ユーロ。純利益は、前年比26%増の87億0600万ユーロで、過去最高を達成している。