ボッシュ、電動アシスト自転車向けABS発表…EICMA 2018

ボッシュの電動アシスト自転車向けABSのイメージ
ボッシュの電動アシスト自転車向けABSのイメージ全 2 枚
ボッシュは(Bosch)は、「ミラノモーターサイクルショー2018」(EICMA 2018)において、電動アシスト自転車向けのABSを発表した。

ボッシュは1984年以来、モーターサイクル用ABSテクノロジーを開発してきた。そして、性能を高めながら、さらなる小型・軽量化を追求することで、全世界の二輪車ライダーの走行安全性を高めてきた。ボッシュはそのノウハウを、今度は電動アシスト自転車に導入し、電動アシスト自転車向けとしては、世界初の量産仕様のABSを開発している。

電動アシスト自転車にABSを装着した場合、前輪のロックを防止し、後輪の浮き上がりを抑えることが可能になる。これにより、制動距離が短くなり、衝突や転倒事故のリスクも減少する。事故研究者によると、電動アシスト自転車の事故の約4分の1は、ABSを使用することで回避でき、さらに、重傷を伴う事故件数の減少にも貢献するという。

2018年末までに、電動アシスト自転車の特定の市販モデルに、ボッシュのABSが装着される予定。パワースポーツ車両についても、ボッシュは世界で初めて全地形対応車(ATV)へのABSの適合を実現した、としている。

《森脇稔》

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