ボルボカーズ、自動運転車向けの新センサー技術を発表…人間の姿勢を細かく検知

ボルボカーズの自動運転車向けの新センサー技術
ボルボカーズの自動運転車向けの新センサー技術全 4 枚

ボルボカーズ(Volvo Cars)は11月27日、ロサンゼルスモーターショー2018の「オートモビリティLA」において、自動運転車向けの新技術を発表した。

この新技術は、米国のルミナー社と共同開発したもの。ルミナー社は、自動運転車向けコアセンシングテクノロジーを開発するスタートアップ企業だ。

両社が提携して開発した新しいセンサー技術は、このタイプのセンサーではこれまで実現できなかった腕や脚などの部位を含めた人間の姿勢を、より詳細に検知できるのが特徴だ。この新技術は最大250mの範囲で物体を検出することができ、現在利用可能なライダー(LiDAR)技術よりも、はるかに広い範囲に対応できるという。

パルスレーザー信号を利用して物体を検出するライダー技術の開発は、安全な自動運転車にとって重要だ。ライダーセンサーは、自動運転車に信頼性の高い長距離認知機能を提供し、複雑な交通環境や高速走行時にも安全に誘導できるようにする。

ボルボカーズは、高度なライダー技術やセンサー機能の開発は、ボルボカーズとパートナー企業が完全自動運転車を安全に導入するための取り組みのひとつ、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界最強の2Lターボ、最終モデル発表に驚きと嘆きの声「これが最後のAMG45系か…」
  2. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. あのスバル「プロジェクト・ミッドナイト」が再びヒルクライムへ! グッドウッド2025で記録更新ねらう
  5. 戦後初のアウディ誕生から60周年、1965年に4ストロークエンジンで技術革新
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る