オープンイノベーションを支援するホンダR&Dイノベーションズは12月5日、欧米と中国のベンチャーキャピタル4社と協業を開始すると発表した。
ホンダ(=本田技研工業)の子会社で製品の開発・研究を手がけるのが本田技術研究所で、ホンダR&Dイノベーションズは、さらにその子会社だ。ホンダR&Dイノベーションズは、オープンイノベーションを加速する取り組みの「ホンダ・エクセラレーター」を通じて、ベンチャーキャピタル4社と協業する。
協業するベンチャーキャピタル4社は、フランス・パリに本社を置くベンチャーキャピタルの「360キャピタル・パートナーズ」、バルト地方のベンチャーキャピタルの「JBノルディック・ベンチャーズ」、米国に本社を置くベンチャーキャピタルの「SOSV」、中国の上海と北京を拠点とするベンチャーキャピタルの「ユンチ・パートナーズ」だ。いずれも、ロボティクスやモビリティなどに投資している。
今回の協業により、ホンダR&Dイノベーションズは、ベンチャーキャピタルが持つ世界の初期段階のスタートアップとのネットワークを活用しながら、新たな協業先を発掘することが可能になり、オープンイノベーションを加速していく、としている。