BRT バス高速輸送システムにおける自動運転技術実証を実施へ JR東日本など7社

自動運転実験用バス
自動運転実験用バス全 4 枚

JR東日本、先進モビリティ、愛知製鋼、京セラ、ソフトバンク、日本信号およびNECの7社は、「JR東日本管内のBRT(バス高速輸送システム)におけるバス自動運転の技術実証」を12月12日より大船渡線BRT竹駒駅周辺(岩手県陸前高田市)で実施する。

実証実験では、自動運転を行う上での課題解決に向け、JR東日本管内のBRT専用道で自動運転実験用バス(日野『リエッセ』)を使用し、バスの自動運転の技術実証を行う。

今回の実証実験では、BRT専用道上に設置した磁気マーカの情報を高感度磁気センサ(MIセンサ)で読み取り、自車位置を正確に特定。専用道上を円滑に走行する「車線維持制御実験」や、最高40km/hから決められた位置でスムーズに停止する「速度制御実験」を実施する。また、磁気マーカの情報を読み取り、自動でBRT駅のホームに寄せて停止する「正着制御実験」、位置情報を無線でやりとりして自動運転バスと対向車両が車両1台分幅のBRT専用道を交互に通行する「交互通行実験」なども実施。このほか、QZSS(みちびき)などによる自動運転バス位置情報の測定実験や、無線機の電波到達距離の検証実験なども行う。

実証実験期間は2018年12月12日から2019年3月8日まで。

車線維持制御実験および速度制御実験車線維持制御実験および速度制御実験

《纐纈敏也@DAYS》

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