日産、完成検査で新たな不正発覚 11車種15万台をリコールへ

日産自動車追浜工場
日産自動車追浜工場全 1 枚

日産自動車は、追浜工場(神奈川県横須賀市)などの完成検査で新たな不正が判明したとして、『ノート』や『リーフ』など、11車種約15万台のリコールを12月13日に実施すると発表した。

日産は昨年10月以降、完成検査の不正対応で合計42車種114万3540台のリコールを実施するとともに、法規・法令順守のための全社的活動を開始した。再発防止策をより確実に徹底する中で、プロセスのさらなる詳細な定義、検査員の確実な理解などの点検を実施。その自主点検の中で、追浜工場およびオートワークス京都の生産車両の一部車両に対し、合否判定が不明確な可能性のある検査を行っていたことが判明した。具体的には、後輪ブレーキ制動力の検査で駐車ブレーキレバーを使用たり、ステアリングの切れ角検査で社内基準値内に収めるために最後にステアリングを戻して測定したなどの行為があったという。

リコール対象となるのは「ノート」(E12)、「リーフ」(ZE1)、『ジューク』(F15)、『シルフィー』(B17)、『キューブ』(Z12)、『マーチ』(K13)、『アトラス』(F24)、『シビリアン』(W41)、いすゞ『エルフ』(F24)、『ジャーニー』(W41)、三菱ふそう『キャンター・ガッツ』(F24)の11車種で、2017年11月7日から2018年10月25日に製造された約15万台。

《纐纈敏也@DAYS》

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