サーブの親会社NEVS、新型EVの開発資金獲得…中国企業の傘下入りを発表

サーブ9-3ベースのEV、NEVS 9-3エレクトリック
サーブ9-3ベースのEV、NEVS 9-3エレクトリック全 1 枚

サーブブランドを傘下に持つナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン(NEVS)社は1月15日、同社の株式の51%を中国のエバーグランデ(Evergrande)グループが取得し、同グループの傘下に入ると発表した。

NEVS社は中国の天津市に自動車工場を建設し、2017年12月から、サーブ『9-3』ベースのEV、NEVS『9-3エレクトリック』の生産を開始した。現在はスウェーデンのトロールハッタン工場に加えて、中国の上海市にも新工場を建設している。

NEVS社では、将来に向けて新型EVやソリューションの開発を計画しており、多額の資金が必要だった。そこで同社は長い間、新たな投資家を探してきた。

今回、NEVS社の株式の51%を中国のエバーグランデグループが取得し、NEVSは同グループの傘下に入ることが決定した。エバーグランデグループは、観光や不動産、健康、ハイテク産業などを手がけ、「Fortune Global 500」リストにも選ばれている。米国のEVメーカー、テスラのライバルといわれるファラデー・フューチャー社にも出資していたことで知られる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  4. 戦後初のアウディ誕生から60周年、1965年に4ストロークエンジンで技術革新
  5. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る