トヨタ スープラ 新型は欧州製、BMW Z4 と同じ工場で生産へ…マグナが生産を受託

トヨタ・スープラ 新型の米国仕様
トヨタ・スープラ 新型の米国仕様全 7 枚

マグナ(Magna)は1月15日、子会社のマグナシュタイヤー(Magna Steyr)のオーストリア・グラーツ工場において、新型トヨタ『スープラ』の受託生産を2019年初頭から開始すると発表した。

オーストリアのマグナシュタイヤーは、カナダに本拠を置く大手自動車部品メーカー、マグナの子会社だ。マグナシュタイヤー(旧シュタイアプフ)社は、もともと4WD車の開発や生産に関して豊富なノウハウを持っており、オーストリアのグラーツ工場では、メルセデスベンツ『Gクラス』やBMW『X3』、FCAのジープ『グランドチェロキー』などの受託生産を行ってきた。

マグナシュタイヤーは2001年、BMWグループと生産委託に関する契約を締結し、2003年にX3の受託生産を開始した。2010年からは、MINI『カントリーマン』(日本名:MINI『クロスオーバー』)を、その後、MINI『ペースマン』、2017年からはBMW『5シリーズセダン』を受託生産しており、2018年11月からは新型『Z4』の受託生産も開始している。

新型トヨタ・スープラは、新型BMW Z4とエンジンなどの主要部品を共用する兄弟車の関係にある。そのため、新型スープラは新型Z4と同じく、マグナシュタイヤーのオーストリア・グラーツ工場において、受託生産が行われることが決定した。

なおマグナは、新型スープラにシート、ボディパネル、ドアラッチ、リアゲートなどの部品を供給する予定、としている。
トヨタ スープラに関するニュースまとめ一覧

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  5. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る