フォードモーター、純利益は52%減 2018年通期決算

フォードモーターの米国本社
フォードモーターの米国本社全 1 枚

フォードモーター(Ford Motor)は1月23日、2018年通期(1~12月)の決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は1603億3800万ドル(約17兆5540億円)。前年の1567億7600万ドルに対して、2.3%増と4年連続で増加した。

一方、2018年通期の純利益は、36億7700万ドル(約4025億円)にとどまった。前年の77億3100万ドルに対して、52.5%減と大幅な減益となっている。

大幅な減益となった大きな要因が、北米以外の市場での販売不振だ。地元の米国では、利益率の高い大型ピックアップトラック、『Fシリーズ』の販売が伸びたものの、中国では米中の貿易戦争の影響を受け、欧州では英国のEU離脱に向けた不透明さが影響し、新車販売が落ち込んだ。

また、フォードモーターの2018年第4四半期(10~12月)の決算は、最終損益が1億1600万ドル(約127億円)の赤字だった。前年同期の25億2000万ドルの黒字から、赤字に転落している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. どう進化? アウディ『Q3スポーツバック』新型…7月のスクープ記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る