VWグループ、移動式の急速充電ステーションを量産へ…2020年から

VWグループの移動式の急速充電ステーションのイメージスケッチ
VWグループの移動式の急速充電ステーションのイメージスケッチ全 3 枚

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は1月25日、移動式の急速充電ステーションを、2020年から量産すると発表した。

[VWのEVスタディ]

フォルクスワーゲンが開発した移動式の急速充電ステーションは、100kWの急速充電が可能だ。蓄電容量は最大360kWh分に対応しており、これにより、フォルクスワーゲンが2019年に市販予定の新世代EV、『ID.』を含む最大15台のEVを同時に充電できる。最新の急速充電技術のおかげで、充電時間は平均17分で済むという。

移動式の急速充電ステーションは、例えば公共駐車場、企業の敷地内、大規模なイベントなどにおいて、一時的な充電ポイントとして、必要に応じて柔軟に設置することができる。ユーザーはインターネットやスマートフォンのアプリを通じて、移動式の急速充電ステーションを簡単に見つけることが可能だ。

フォルクスワーゲングループは2020年から、この移動式の急速充電ステーションをドイツ・ハノーバー工場で量産する計画だ。フォルクスワーゲングループは、今後のeモビリティの拡大に伴い、移動式の急速充電ステーションに対して大きな需要が予想される、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
  4. 日産『アリア』改良新型を世界初公開へ、Vモーショングリルのない新デザインに…ジャパンモビリティショー2025
  5. 【メルセデスベンツ GLCクーペ 新型試乗】最も売れたベンツ、その走りは「気持ちに訴えかける味わい」だった…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る