2018年タイヤ整備不良率、前年比3.8ポイント増の23.4% JATMAまとめ

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日本自動車タイヤ協会は、都道府県警察、運輸支局、NEXCO 3社、自動車およびタイヤ関連団体と協力して2018年(1~12月)に実施した35回の路上タイヤ点検の結果を発表した。

タイヤ点検を行った車両は、高速道路491台、一般道路1362台の合計1853台。そのうち、タイヤに整備不良があった車両は433台、不良率23.4%となっており、2017年点検結果に比べ3.8ポイント増加した。道路別では、高速道路が前年比3.8ポイント増の27.5%、一般道路は同3.7ポイント増の21.9%だった。

タイヤの整備状況を項目別にみると、不良率1位は「空気圧不足」で18.6%、次いで「偏摩耗」3.3%、「タイヤ溝不足」1.9%の順となっている。不良率を2017年の結果と比較すると、「空気圧不足」4.0ポイント、「偏摩耗」1.0 ポイント、「タイヤ溝不足」0.7ポイント、「外傷」0.2ポイント、それぞれ増加。「釘・異物踏み」は0.2ポイント減少している。また、高速道路では「偏摩耗」が3.2ポイント、「タイヤ溝不足」が2.2ポイント増加。一般道路では「空気圧不足」が5.2ポイント増加している。

車種別の不良率は、「乗用車」が前年比3.5ポイント増の24.2%、「貨物車」が同4.9ポイント増の17.9%。「乗用車」は普通乗合、普通乗用、小型乗用、軽自動車の4車種すべて増加、また「貨物車」は、普通貨物を除き減少となっている。

《纐纈敏也@DAYS》

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