メルセデスベンツ Aクラス 新型、Hi!メルセデスはデザインも一歩先へ[詳細画像]

メルセデスベンツ Aクラス 新型(A180)
メルセデスベンツ Aクラス 新型(A180)全 28 枚

フルモデルチェンジしたメルセデスベンツ『Aクラス』は、同社のデザイン思想“Sensual Purity(官能的純粋性)”をさらに一歩進め、コンパクトな2ボックスデザインをベースにサイズやプロポーションを最適化。スポーツ性、ダイナミズム、エモーションを表しているという。

そのフロントデザインは、低いボンネットと、クロームをあしらったフラットなLEDヘッドライト、風になびくトーチをイメージさせるデイタイムランニングライトにより、感情に訴えかける魅力的な造形を形成。スリーポインテッドスターを配したフロントグリルは、末広がりのデザインのほか、ダイヤモンドグリルとシルバーのルーバーを走らせることで、Aクラスのスポーティな印象を強調している。

サイドビューは、先代モデルより伸長したホイールベースとキャラクターラインにより全長を長く見せている。そしてリアエンドは幅が広がった印象を与えるが、これはショルダー部を強調しグリーンハウス下のくびれが大きくなったことと、モジュール型2分割リアバンパー内蔵のリフレクターの間隔が広くなったことによるもので、より低重心であることを表している。

そしてインテリアで目を引くのはインパネ周りのデザインだ。今回初めてインストゥルメントクラスター上方のカウルを廃止。その結果、翼のような形をしたダッシュボード本体は、一方のフロントドアからもう一方まで、途切れなく続いている。また、ワイドスクリーンディスプレイはオンダッシュで、タービンを想わせるスポーティなエアアウトレットも特徴的である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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