ZF、電動パワートレイン用の新開発テストシステムを発表へ

ZFの電動パワートレイン用の新開発テストシステム
ZFの電動パワートレイン用の新開発テストシステム全 1 枚

ZFは3月29日、ドイツで4月1日に開幕する世界最大の産業見本市、「ハノーバーメッセ2019」において、電動パワートレイン用の新開発テストシステムを初公開すると発表した。

電動モビリティの普及に合わせて、電動パワートレインには新しいテストシステムが求められている。ZFによると、従来のエンジンやトランスミッション用のテストベンチとは異なり、電動パワートレイン向けのテストベンチでは、最大23000rpmの高速性などが必要になるという。

ZFはハノーバーメッセ2019において、第3世代の電動モビリティ向けテストシステムを初公開する予定だ。主要コンポーネントは、最大200kWの定格出力と最大10000Nmの車軸トルクを備えた2つの強力な駆動モジュールと、駆動モーターに電力を供給するためのバッテリーシミュレーターで構成される。

新テストシステムでは、電動パワートレインの騒音、効率、最大動作点、パーキングブレーキやオイルポンプなどの機能の試験を行う。さらに、新燃費計測基準の「WLTP」(乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法)や高電圧試験も行える、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ滋賀・大分工場、部品供給不足で稼働休止…7月8-11日
  2. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  5. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る