中央新幹線の建設現場で土砂崩落…岐阜県中津川市内の中央アルプストンネル 4月8日発生

崩落が発生した現場。
崩落が発生した現場。全 2 枚

独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は4月8日、機構が建設を担当する中央新幹線中央アルプストンネル山口工区(岐阜県中津川市)で、「斜抗」と呼ばれる非常口トンネルの地上部が土砂崩落したことを明らかにした。

斜坑は、トンネル工事の作業のため地上部から本抗へ斜めに掘削した坑道のことで、4月4日に斜坑内で小崩落が発生したため、その復旧工事を行なっていたところ、4月8日7時頃、斜坑入口から200mほど東側の雑木林付近で、直径8m・深さ5m程度の崩落が確認されたという。現在は地上部、斜坑内ともに崩落は収まっているという。

山口工区は、鹿島・日本国土開発・吉川特定建設工事共同企業体が工事を受注していたが、作業員などに被災はなく、鉄道・運輸機構では「詳細を調査中であり、早急に原因を究明いたします」としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  3. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  4. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  5. 東京外環道、千葉県内の4つのインターチェンジがETC専用に…9月2日から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る