山陽電鉄3000系に紺色と黄色の復刻カラー…オリジナルの鋼製車3030号 7月6日から

旧塗色だった1986年頃の3000系3030号。
旧塗色だった1986年頃の3000系3030号。全 2 枚
兵庫県の山陽電気鉄道(山陽電鉄)は6月4日、同社の鋼製車としては未更新で残るオリジナル車である3000系電車3030号(4両編成)を、昭和時代のカラーに復刻すると発表した。

近年、6000系への置換えが進められている3000系は、1968年に開業した神戸高速鉄道を介して阪急電鉄(阪急)や阪神電気鉄道(阪神)へ乗り入れることを視野に、1964年から1971年まで3次にわたり製造された山陽電鉄の標準的な通勤型電車。

1964年に登場した1次車はアルミ車体で登場したが、1967年に登場した2次車からは鋼製車体となり、塗色は、今回復刻される当時の山陽電鉄の標準色である紺色と黄色のツートンカラーだった。

復刻色の3030号は7月6日から2021年春頃まで運行されるが、それを前にした7月5日には山陽姫路11時45分発の貸切イベント列車が東二見まで運行される。

この列車は140人を募集し、旅行代金は3000円。申込みは6月5日12時から山陽電鉄のウェブサイトで受け付ける。締切は6月14日16時59分。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. トヨタ『ランドクルーザー250』、米2026年型は今秋発売…日本にない326馬力「i-FORCE MAXハイブリッド」搭載
  4. ポルシェ、電動化戦略を大幅見直し…内燃エンジンモデル拡充へ
  5. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る