次世代エアレスタイヤ、GMとミシュランがプロトタイプ発表…2024年に市販車に採用へ

シボレー・ボルトEVに装着されたミシュラン『アプティス』プロトタイプ。
シボレー・ボルトEVに装着されたミシュラン『アプティス』プロトタイプ。全 7 枚

GM(General Motors)とミシュラン(Michelin)は6月4日、共同開発した次世代エアレスタイヤのプロトタイプを初公開し、2024年にGMの市販車に採用すると発表した。

エアレスタイヤは、パンクで損傷するなどして、寿命前に廃棄されるタイヤの数を減らすのが狙い。また、スペアタイヤが不要になるため、スペアタイヤの製造に関連する原材料、エネルギー、排出ガスを削減できる。また、空気を注入しないため、空気圧の過不足という問題も解消される。

GMとミシュランが共同開発した次世代エアレスタイヤのプロトタイプは、ミシュラン『アプティス』」と命名された。GMは2019年後半から、米国ミシガン州の試験場において、シボレー『ボルトEV』に次世代エアレスタイヤを装着し、テストと検証を開始する予定だ。

エアレス技術によって、タイヤがバーストするおそれがなくなる。これは、GMのゼロクラッシュ、ゼロエミッションなどのビジョンに貢献するもの、としている。

《森脇稔》

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