アストンマーティン DBX 開発車両がトレーラーを牽引…赤いボックスの秘密とは

アストンマーティン DBX(スクープ写真)
アストンマーティン DBX(スクープ写真)全 12 枚

アストンマーティン初のクロスオーバーSUV、『DBX』最新の開発車両をカメラが捉えた。

捉えたプロトタイプは、コンパクトなトレーラーを牽引しているが、単なる走行テストではない。赤いボックスには、ミルウォーキーに本社を置く会社「Taylor Dynamometer」と記されており、このトレーラーがダイナモメーターであることがわかる。

ダイナモメーターとは、エンジン単体の性能を測定する計測設備で、エンジンの出力を吸収し反力からトルクの計測などを行う。おそらく、DBXがエンジンと車輪に伝えられる力の量などを測定していたのだろう。

今回は、エクステリアとキャビン内を同時に撮影することができた。フロントエンドはかなりデザインが見えてきたが、リアエンドは完全にガードされデザインの詳細は不明だ。室内には、HVACコントロール、ステアリング、インフォテインメントシステム、ロータリーコントローラーなど、パートナーであるメルセデスベンツのパーツを見つけることができる。しかし、一時的にはめ込まれたダミーの可能性もあり、市販型とは断定できない。

パワートレインは、アストンマーティンが独自チューニングしたメルセデスベンツ製4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力は510ps、最大トルク685Nmを発揮し、8速ATと組み合わされると予想される。また高性能なハイブリッドモデルの設定も噂されており、駆動方式は全輪駆動システムとなる可能性も高い。

DBXは、2020年から英国ウェールズ州セント・アサンに建設中の新工場で量産を開始すると発表されている。ワールドプレミアは最速で2019年内と予想される。

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《APOLLO NEWS SERVICE》

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