開発エンジニアが解説する『自動運転』2から5まで---システム構成と要素技術

グーグル/ウェイモの自動運転実験車
グーグル/ウェイモの自動運転実験車全 2 枚

『自動運転』(第2版)
システム構成と要素技術
共著:保坂明夫、青木啓二、津川定之
発行:森北出版
定価:3024円(本体価格2800円+税)
判型:菊判、192ページ
ISBN:978-4-627-67462-2

衝突被害軽減ブレーキのような運転支援システム(自動化レベル2)から,ヒューマンドライバーがいらなくなる完全自動化(レベル5)まで,技術の全体像を知るための1冊。

本書では、自動運転の根幹をなす「認知・判断・操作」の3機能について、要素技術を体系的に解説した。また、エネルギーITSやカリフォルニアPATHをはじめとするプロジェクトから技術発展の流れを整理し、さまざまなシステムの実例を紹介した。それらをふまえて、技術、ヒューマンファクタ、社会性の各側面から課題をまとめ、解決策のヒントを示した。

初版は2015年発行。第2版では,公道実験と実用化が急速に進んでいることを受けて,全体的に記述を補った。また、さまざまな機能の要となる人工知能(AI)の説明を加えました。

著者(共著)は自動運転車の開発エンジニア。保坂明夫は元日産自動車の電子研究所主幹研究員、青木啓二は先進モビリティ第費用取締役、津川定之は元名城大学理工学部情報工学科教授、工学博士。

森北出版編集部では、「これから研究開発に取り組む若手エンジニア・学生や,技術系管理職・行政・メディア関係者など,自動運転の技術に関心があるみなさまに」おすすめ、とする。

『自動運転』(第2版)システム構成と要素技術『自動運転』(第2版)システム構成と要素技術目次
第1章 自動運転の概要
第2章 自動運転システムの歴史
第3章 自動運転のための技術
第4章 自動運転システムの実例
第5章 自動運転の課題

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る