羽越本線の新観光列車『海里』…新潟・庄内地方の食と景観をテーマに 10月5日から運行

10月5日にデビューするJR東日本新潟支社の新観光列車「海里(KAIRI)」。車体は、新潟の新たな風景を意識して、夕日と新雪のダイナミックな融合をグラデーションで表わす。
10月5日にデビューするJR東日本新潟支社の新観光列車「海里(KAIRI)」。車体は、新潟の新たな風景を意識して、夕日と新雪のダイナミックな融合をグラデーションで表わす。全 7 枚

JR東日本新潟支社は6月27日、羽越本線の新しい観光列車『海里(KAIRI)』の運行開始日を10月5日に決定したと発表した。

『海里』は、ディーゼルハイブリッド車両「HB-E300系」による、「新潟の食」「庄内の食」「日本海の景観」をコンセプトにした列車で、新潟県や庄内地方の豊かな「海」や「里」にちなんだ食事や景観を楽しめる。

運行区間は新潟~酒田間で、10~12月は金・土休日を中心に運行。時刻は新潟10時12分頃発~酒田13時19分頃着・15時02分頃発~新潟18時31分頃着。途中の桑川~越後寒川間では、日本海名物「笹川流れ」を楽しめるよう減速する。

『海里』は4両編成で、4号車のダイニング車は食事がセットになった旅行商品として利用。リクライニングシートとなっている1号車とコンパートメント席となっている2号車は食事なしで利用できる。また売店・イベントスペースとなっている3号車では車内販売が行なわれる。

左が2人掛けのリクライニングシートが並ぶ1号車、右が4人掛けのコンパートメント席が配置される2号車のイメージ。1号車の座席は窓側に向けることも可能。コンパートメント席は足を伸ばして風景を楽しめるよう、座席をフルフラット状態にすることができる。左が2人掛けのリクライニングシートが並ぶ1号車、右が4人掛けのコンパートメント席が配置される2号車のイメージ。1号車の座席は窓側に向けることも可能。コンパートメント席は足を伸ばして風景を楽しめるよう、座席をフルフラット状態にすることができる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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