JR九州の南部で運行見合せが続出…6月30日以来の大雨で被害

肥薩線の観光列車『いさぶろう・しんぺい』。大雨により7月2日もすべての列車が運休した。
肥薩線の観光列車『いさぶろう・しんぺい』。大雨により7月2日もすべての列車が運休した。全 1 枚

国土交通省は7月2日、九州南部を中心に降り続いている6月30日以来の大雨について、その被害状況をまとめた。

それによると鉄道では、JR九州の熊本・鹿児島県内で被害が相次いで発生しており、6月30日には肥薩線全線(八代~隼人)、吉都(きっと)線全線(都城~吉松)で、7月1日には鹿児島本線川内(せんだい)~伊集院間、日豊本線西都城~鹿児島中央間、日南線南郷~志布志間でそれぞれ運行を見合わせている。

JR九州によると、7月2日も指宿枕崎線山川~枕崎間を含めて、これらの区間の終日運休を決定している。

このうち、鹿児島本線では東市来(ひがしいちき)~伊集院間で路盤流出、日豊本線では霧島神宮~国分間と重富~竜ヶ水間で土砂流入、吉都線小林~西小林間では路盤流出がそれぞれ発生している。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  4. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  5. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る