国土交通省は7月2日、九州南部を中心に降り続いている6月30日以来の大雨について、その被害状況をまとめた。
それによると鉄道では、JR九州の熊本・鹿児島県内で被害が相次いで発生しており、6月30日には肥薩線全線(八代~隼人)、吉都(きっと)線全線(都城~吉松)で、7月1日には鹿児島本線川内(せんだい)~伊集院間、日豊本線西都城~鹿児島中央間、日南線南郷~志布志間でそれぞれ運行を見合わせている。
JR九州によると、7月2日も指宿枕崎線山川~枕崎間を含めて、これらの区間の終日運休を決定している。
このうち、鹿児島本線では東市来(ひがしいちき)~伊集院間で路盤流出、日豊本線では霧島神宮~国分間と重富~竜ヶ水間で土砂流入、吉都線小林~西小林間では路盤流出がそれぞれ発生している。