ダイムラーの自動バレーパーキング、世界初のレベル4の無人自動駐車と承認…ドイツ当局

メルセデスベンツ博物館の自動バレーパーキング
メルセデスベンツ博物館の自動バレーパーキング全 5 枚
ダイムラー(Daimler)は7月23日、ボッシュと共同開発した自動バレーパーキングが、世界初のレベル4のドライバーレス完全自動駐車機能としてドイツ当局から承認された、と発表した。

両社は、ドイツ・シュトゥットガルトのメルセデス・ベンツ博物館の駐車場において、自動バレーパーキングを実施している。自動バレーパーキングは完全に独立して車両を駐車スペースまで誘導し、駐車スペースから車両を自動で引き出すこともできる自動運転技術だ。

自動バレーパーキングでは、駐車場の所定の位置まで乗り入れたら、ドライバーはそこで降車し、スマートフォンの画面をタップするだけで車両が駐車スペースに自分で入っていく。ドライバーが運転する必要はない。車両は割り当てられたスペースに移動して駐車する。帰る時も、所定の位置にドライバーが来れば、車両がその位置まで自動的に戻ってくる。

この自動バレーパーキングを、ドイツ・シュトゥットガルトの行政当局とバーデン・ヴュルテンベルク州交通省が、ドイツの技術検査協会のラインラントTUVと連携して、特別に承認した。

ダイムラーは、世界初となるSAEレベル4のドライバーレス完全自動駐車機能の日常利用が、正式に承認された、としている。

《森脇稔》

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