マルチスズキの純利益27%減、減価償却費の増加が要因 2019年度4~6月決算

スズキ・ビターラ・ブレッツァ
スズキ・ビターラ・ブレッツァ全 4 枚

スズキのインド部門、マルチスズキ(Maruti Suzuki)は7月26日、2019年度4~6月期の決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は1873億5200万ルピー(約2960億円)だった。前年同期に対して14.1%減と、前年実績を下回る。

また、2019年度4~6月期の純利益は、143億5500万ルピー(約227億円)にとどまった。前年同期に対して、27.3%の減益となっている。マルチスズキによると、減益となった要因のひとつが、減価償却費の増加にあるという。

マルチスズキの2019年度4~6月期のインド新車販売は、輸出を含めた総販売台数が40万2594台。前年同期比は17.9%減だった。総販売台数が40万2594台のうち、インド国内は19.3%減の37万4481台。輸出は2万8113台だった。

マルチスズキの2018年度通期(2018年4月~2019年3月)の決算は、売上高が8302億6500万ルピー。前年度に対して6.3%増と、前年実績を上回った。一方、2018年度の純利益は、750億0600万ルピー(約1193億円)にとどまった。前年同期に対して、2.9%の減益となっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. 軽ワゴンの走りを変える! ブリッツ、新型『ムーヴ』『ステラ』用スロコンとターボ車ブーストアップパーツを発売
  3. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  4. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  5. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る