ホンダ、インド市場減速などで8期ぶりの営業減益 2019年4-6月期決算

インドの二輪車第3工場
インドの二輪車第3工場全 2 枚

ホンダは8月2日、2019年4~6月期(第1四半期)の連結決算を発表。インド市場の減速などで8期ぶりの営業減益となった。

金融サービス事業における増加はあったものの、4輪・2輪事業などの減少や為替影響などにより、売上高は前年同期比0.7%減の3兆9962億円と、3期ぶりの減収となった。営業利益はコストダウン効果などはあったものの、販売費および一般管理費の増加や米国の4輪販売台数減少、インド市場減速に伴う2輪・4輪販売台数減少による売上変動および構成差に伴う利益減、為替影響などにより、同15.7%減の2524億円。8期ぶりの減益となった。税引前利益は、同19.1%減の2898億円。四半期利益は税引前利益の変化に加え、米国税制改革法に関する規則発行に伴う税金費用の増加により、同29.5%減の1723億円となった。

2019年4~6月期のグループ販売台数は4輪が同1万6000台増の132万1000台。2輪は同43万1000台減の492万1000台の大幅減となった。

通期の業績見通しは、主にインドでの4輪販売台数の見通し引き下げを反映し、売上高は前回公表値より500億円減収の15兆6500億円に修正した。営業利益は新興国市場の不透明感に伴い4輪販売台数を見直すものの、ベトナムなどでの2輪販売台数増加やさらなる事業体質の向上を図ることで、前回と同額の7700億円とした。当期利益は、第1四半期に発生した税金費用の増加を反映し、200億円減益の6450億円とした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 「発売はいつ?」ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R9』、国内導入を待ち望む声続々
  3. 【スズキ ジクサー250 試乗】250ccでダントツにリーズナブル! この手軽さと奥深さはスズキ随一の仕上がりだ…伊丹孝裕
  4. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  5. 「最初からこれが欲しかった」レクサスの特別な『LBX MORIZO RR』限定発売に、SNSで反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る