メルセデスベンツ Vクラス にEV、『EQV』…航続405km

Vクラスとは異なる専用の内外装

音声でコントロールできるMBUXを搭載

モーターは最大出力204hp

メルセデスベンツEQV
メルセデスベンツEQV全 18 枚

メルセデスベンツは8月20日、新型EVの『EQV』(Mercedes-Benz EQV)を欧州で発表した。ミニバンの『Vクラス』がベースのEVだ。

画像:メルセデスベンツ EQV

メルセデスベンツは2018年秋、メルセデスベンツブランド初の市販EV、『EQC』(Mercedes-Benz EQC)を発表した。「EQ」は、メルセデスベンツが立ち上げた電動車に特化したサブブランドだ。EQブランドの最初の市販車として登場したEVが、SUVのEQCとなる。

EQV は、EQCに続くEQブランドの市販EV第2弾だ。EQVのベース車両は、メルセデスベンツのミニバン、Vクラス。EQVには、Vクラス同様、標準ボディとロングボディの2種類が設定される。標準ボディは全長5140mm、ホイールベース3200mm。ロングボディは全長5370mm、ホイールベース3430mmだ。メルセデスベンツEQVメルセデスベンツEQV

Vクラスとは異なる専用の内外装

EQVには、ベース車のVクラスと異なる専用デザインが与えられており、フロントグリルは、クロームフィン付きのブラックパネル仕上げとした。フロントバンパーには、大型のエアインレットとクロームの装飾が施された。LEDヘッドランプも専用デザイン。足元は、専用の18インチアルミホイールで引き締められた。

インテリアはダッシュボードに、ミッドナイトブルーのレザーを使用した。ローズゴールドのアクセントを添えて、「Welcome Home」効果を演出する。インフォテインメントとサウンドシステムにも、ローズゴールドのアクセントを配した。

さらに、シートクッションにブラックナッパレザーを使用し、バックレストはダークブルーとした。ダッシュボードの上側はブルー、下側はブラックのツートン仕上げとする。室内は3列シートで、7人乗りか8人乗りが選択できる。メルセデスベンツEQVメルセデスベンツEQV

音声でコントロールできるMBUXを搭載

学習する音声制御システムを備えたインフォテインメントシステム、「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)を搭載する。EQVのMBUXでは、ダッシュボード中央に、高解像度の10インチメディアディスプレイを配置した。このディスプレイは、ナビゲーションシステムや「Mercedes me」の充電機能、ドライブモードの操作に利用できる。

MBUXの特長のひとつは、自然言語を使用したインテリジェントな音声コントロールだ。「ハイ、メルセデス」と呼びかけると、MBUXが起動する。音声によるコントロールは、電話、音楽の選択、メッセージの書き込みと聞き取り、天気予報をはじめ、空調や照明などの操作に対応する。またMBUXでは、Mercedes meアプリと組み合わせて、自宅やオフィスから目的地を設定し、出発時間を入力して、EQVの室内を快適な温度にしておくことができる。メルセデスベンツEQVメルセデスベンツEQV

モーターは最大出力204hp

EQVのEVパワートレインは、フロントアクスルに、モーター、トランスミッション、冷却システム、パワーエレクトロニクスを一体化した「eATS」を搭載し、前輪を駆動する。モーターは最大出力204hp、最大トルク36.9kgmを引き出す。パワフルなモーターは、重量級のEQVを最高速160km/hまで加速させる。

バッテリーは、蓄電容量100kWhの大容量リチウムイオンだ。車両の床下にレイアウトされ、室内空間を犠牲にしていない。1回の充電での航続は、最大405kmに到達する。充電ソケットは、フロントバンパーにレイアウトした。充電はウォールボックスや充電ステーションなど、出力11kWのAC(交流)充電で、およそ10時間。出力110kWのDC(直流)急速チャージャーを利用すれば、バッテリーの8割の容量を、およそ45分で充電できる。

《森脇稔》

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