アウディ A6アバント 新型に最強の『RS6』、600馬力ツインターボ搭載

新世代のRSデザイン言語を最初に採用

アウディバーチャルコックピットはRS専用

4.0リットルV8ツインターボ+48Vマイルドハイブリッド

アウディ RS6 アバント 新型
アウディ RS6 アバント 新型全 22 枚

アウディは8月21日、新型『RS6アバント』(Audi RS6 Avant)を欧州で発表した。新型「A6アバント」をベースに、「アウディスポーツ」が開発した高性能な「RS」モデルとなる。

画像:アウディ RS6 アバント 新型

新世代のRSデザイン言語を最初に採用

新型RS6アバントは、新世代のRSデザイン言語を採用した最初のアウディスポーツモデルだ。パワードーム付きの新しいボンネット、新デザインのスリムなヘッドライトを装備する。「RSマトリックス」と呼ばれるLEDレーザーヘッドライトも用意した。LEDテールライトと同様に、車両がロック&アンロックされた時、RS専用のダイナミックインジケータ(流れるウインカー)が作動する。

新型RS6アバントの外装は、フロントドア、ルーフ、テールゲートを除いて、RS専用パーツのみで構成されている。フェンダーは両側に40mmずつワイド化されており、21インチの大径タイヤ&ホイールを収めた。タイヤサイズは275/35R21が標準だ。新開発のRSセラミックブレーキシステムは、およそ34kgの軽量化を可能にする。「RSスポーツエアサスペンション」により、車高は新型A6アバントよりも20mm低い。120km/h以上の速度では、車高はさらに10mm下がる。段差などでは、車高を20mm引き上げるリフトモードが利用できる。

シングルフレームグリル内の立体的なハニカム構造は、光沢ブラック仕上げ。フロントバンパーも専用デザインで、アウディによると、『R8』のモチーフを取り入れたという。リアは、ルーフスポイラーとディフューザー、光沢ブラックのデザインエレメントを備えたRS専用バンパーで構成された。専用の排気システムは、楕円形のクロームテールパイプを装備している。アウディ RS6 アバント 新型アウディ RS6 アバント 新型

アウディバーチャルコックピットはRS専用

インテリアは、マットダークアルミなどにより、専用装飾を施した。すべてデジタルのオペレーティングシステムのユーザーインターフェイスは、クリアなブラックパネルデザインと調和させている。ダッシュボードの上側には、「MMIタッチレスポンスディスプレイ」をレイアウトした。

「アウディバーチャルコックピット」では、専用のRSディスプレイにより、タイヤ空気圧、トルク、出力、エンジンオイル温度、ブースト圧、ラップタイム、Gに関する情報などが表示される。シフトライトディスプレイは、最大エンジン回転数に達すると、ドライバーにシフトアップを促す。

フラットボトムのスポーツレザーステアリングホイールは、アルミ製の大型パドルシフトと多機能ボタンが備わる。「RSスポーツシート」には、ハニカムパターンとRSエンボス加工が施されたバルコナレザーが使用されている。アウディ RS6 アバント 新型アウディ RS6 アバント 新型

4.0リットルV8ツインターボ+48Vマイルドハイブリッド

新型のパワートレインは、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボ「TFSI」エンジンだ。最大出力は600ps。最大トルクは81.6kgmを、2050~4500 rpmで引き出す。トランスミッションは8速「ティプトロニック」、駆動方式は4WDの「クワトロ」で、RS専用チューンが施された。0~100km/h加速は3.6秒、最高速は250km/h(リミッター作動)と公表されている。

新型には、48Vのマイルドハイブリッドを採用した。48ボルトの電源システム、BAS(ベルト駆動式オルタネータースターター)、リチウムイオンバッテリーを組み合わせ、走行中にエンジンを最大40秒休止させ、惰性走行で燃費を稼ぐ。エンジンのスタート/ストップ機能も、幅広い走行条件で作動する。減速時には、BASが最大12kWのエネルギーを回生する。アウディによると、マイルドハイブリッドの効果により、実走行で100kmあたり最大0.8リットルの燃料消費を削減するという。気筒休止システムも搭載する。

「アウディドライブセレクト」のダイナミックハンドリングシステムを使用して、走行特性を変更できる。アウディドライブセレクトのドライブモードとして、「RS1」と「RS2」を設定した。ステアリングホイールのボタン操作により、エンジンとトランスミッション、パワーステアリング、サスペンション、ダイナミックオールホイールステアリング、クワトロスポーツディファレンシャル、エンジンサウンドなどが変化する。

《森脇稔》

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