インフィニティ、デザイントップが交代へ…日産生え抜きの中村氏を起用

カリム・ハビブ氏は、レバノン生まれのカナダ人で、1998年にBMWグループのデザインチームに加わった。2009年、メルセデスベンツに移籍。その後、2011年3月に再びBMWに戻り、2012年5月にBMWブランドのデザイン部門のトップに就任した。2017年2月には、BMWグループを退職。同年7月、インフィニティのデザイン部門のトップに就任した。
カリム・ハビブ氏に代わって、中村泰介氏が9月1日付けで、インフィニティのデザイン部門のトップに就任する予定だ。同氏は京都市立芸術大学でプロダクトデザインの学士号を取得後、1993年に日産自動車に入社した。
日産とインフィニティの車両のデザインを多く手がけ、英国ロンドンの日産デザインヨーロッパにおいて、デザインマネージャーの地位にあった。インフィニティでは、『QXインスピレーション』、『プロトタイプ10』、『Qsインスピレーション』などのEVコンセプトカーのデザインを担当している。
《森脇稔》