マレリ、カルソニックカンセイ4工場の操業停止へ 国内生産拠点を再編

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カルソニックカンセイとマニエッティ・マレリの新しいブランドロゴ
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自動車関連サプライヤーのマレリは9月12日、日本国内の生産拠点再編のため、カルソニックカンセイ栃木 栃木工場・佐野工場1地区、カルソニックカンセイ宇都宮およびカルソニックカンセイ山形での操業を停止すると発表した。

マレリは、カルソニックカンセイとマニエッティ・マレリが経営統合して誕生した、世界第7位の独立系自動車関連サプライヤー。同社は自動車業界の大きな変化に対応できる事業づくりを進めており、今回の生産拠点再編もその一環。マレリとしての競争力を強化するとともに、高品質のモノづくりを維持しつつ安定供給するための取り組みとなる。

今後、カルソニックカンセイ栃木 栃木工場・佐野工場1地区は2020年2月末、カルソニックカンセイ宇都宮は2020年9月末、カルソニックカンセイ山形は2020年10月末でそれぞれ操業を停止する予定だ。

現在、栃木工場ではコックピットモジュール部品や内装製品を、佐野工場1地区では熱交換製品や空調製品を、宇都宮および山形ではコンプレッサー製品をそれぞれ生産しているが、これらについては、マレリ・グループ工場への生産移転または外注化等を行っていく。

なお、対象工場の従業員については、グループ各社への再配置を原則として、会社として可能な限りのサポートを提供するとしている。

《纐纈敏也@DAYS》

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