ハコブ、ビッグデータを活用して物流課題を解決する構想を策定

物流イメージ
物流イメージ全 2 枚

ハコブ(Hacobu)は19日、日野自動車、大和ハウス工業やアスクル、ソニーイノベーションファンド、日本郵政キャピタルと、オープンな物流情報プラットフォーム「MOVO」上で物流ビッグデータを蓄積・利活用し、ドライバー不足などの物流課題を解決する構想を発表した。

ハコブは企業間物流の最適化を目指してIoTとクラウドを統合した物流情報プラットフォーム「MOVO」を提供している。今回、ドライバー不足、低い積載率、長時間労働、温室効果ガス排出や騒音などの環境問題、廃棄ロスなど、物流に関する社会課題を解決するために「シェアリング・ロジスティクス・プラットフォーム」構想をまとめた。

これはIoTとクラウドを統合したオープンな物流情報プラットフォームで、会社や業種の枠を超え、蓄積したビッグデータを利活用することで物流の最適化を目指すもの。

ハコブでは多くの企業がプラットフォームに参加・連携することで、取り組みが加速するとしている。

一方、ハコブは物流拠点の開発・運営を手がける三井不動産と物流課題の解決に向け、新たに資本業務提携を締結した。パートナーシップの拡大でプラットフォーム構築を加速、ビッグデータ活用による社会最適実現を目指す。

ハコブは今後、自社ソリューションを通じてデータ蓄積に加え、他社アプリケーションと連携して、広範囲の物流ビッグデータを蓄積する予定。将来的には運賃のダイナミックプライシングや入出荷データに基づく共同配送などのビッグデータの利活用により、物流課題の解決に取り組む。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
  5. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る