メルセデスベンツ GLEクーペ 新型、2世代目を発表…フランクフルトモーターショー2019

ホイールベースの延長で室内空間が拡大

「ハイ、メルセデス」で音声アシストが起動

欧州仕様はディーゼルがメイン

メルセデスベンツ GLE クーペ 新型(フランクフルトモーターショー2019)
メルセデスベンツ GLE クーペ 新型(フランクフルトモーターショー2019)全 15 枚

メルセデスベンツは、フランクフルトモーターショー2019(Frankfurt Motor Show)において、新型『GLEクーペ』(Mercedes-Benz GLE Coupe)をワールドプレミアした。

画像:メルセデスベンツ GLE クーペ 新型

GLEクーペは、メルセデスベンツの主力SUV、『GLE』から派生したクーペモデルだ。現行の初代GLEクーペは2015年1月、米国で開催されたデトロイトモーターショー2015で初公開された。新型GLEクーペは2世代目モデルだ。車台などを共用するGLEは、ひと足早くモデルチェンジを受けており、この新型GLEの新技術が、GLEクーペの新型にも採用されている。

ホイールベースの延長で室内空間が拡大

新型も、後方に向かって傾斜したルーフラインを備えており、SUVクーペらしいデザインを追求する。ボディサイズは、全長が4939mm、全幅が2010mm。先代に対して、39mm長く、7mmワイドに。ホイールベースも、先代比で20mm伸びた。それでも、新型GLEよりは60mm短く、スポーティなクーペシルエットを引き立てている。フロントには、フルLEDヘッドライトが標準装備された。

ホイールベースの20mm延長によって、室内空間が拡大した。ドアの開口部は35mm広げられ、乗降性を引き上げる。荷室の容量は655リットルで、先代比で40リットル増えた。後席を倒せば、最大で1790リットルに拡大。先代比で70リットル増えており、セグメントで最大のスペースになるという。シートなどには、「ARTICO」と呼ばれる人工レザーを使用した。新デザインのスポーツステアリングホイールには、ナッパレザーのリムを組み合わせる。メルセデスベンツ GLE クーペ 新型メルセデスベンツ GLE クーペ 新型

「ハイ、メルセデス」で音声アシストが起動

新型GLEクーペには、ドライバー正面のメーター部分と、ダッシュボード中央のモニターを一体デザインとした最新のデジタルコクピットを採用する。

この12.3インチの2つの高精細ワイドディスプレイを、一枚のガラスカバーで融合したコックピットディスプレイとした。このディスプレイは、空中に浮かんでいるように見え、インテリアデザインの水平方向の流れを強調する中心要素に。インストゥルメントクラスターとなるこのコックピットディスプレイは、ドライバーの視野に直接入るさまざまな情報を表示する大型ディスプレイと、センターコンソール上方のセンターディスプレイで構成される。

最新の「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)も採用する。「ハイ、メルセデス」と呼びかければ、音声アシストが起動する。メルセデスベンツ GLE クーペ 新型メルセデスベンツ GLE クーペ 新型

欧州仕様はディーゼルがメイン

新型GLEクーペは欧州市場では発売当初、ディーゼルエンジンがメインとなる。中でも、「GLE クーペ400 d 4MATIC」グレードには、「OM656型」直噴3.0リットル直列6気筒ターボディーゼルエンジンを搭載する。最大出力は330hp、最大トルクは71.4kgmを引き出す。欧州複合モード燃費は13.3km/リットルとなる。

新型には、48Vの電気システムを備えたアクティブサスペンション、「E-ACTIVE BODY CONTROL」を採用する。新開発の「AIRMATIC」エアサスペンションと組み合わせられ、4輪のスプリングとダンパーを個別に制御できる。これにより、ロールのみならずピッチやスクオットも抑え、さらに快適な乗り心地と高いハンドリング性能を実現するという。

また、E-ACTIVE BODY CONTROLには、「カーブ傾斜機能」を採用した。3段階のコーナリングモードが選択でき、ほとんど遠心力のない状態で、コーナーを曲がることができるという。ステレオカメラが装備されている場合には、路面スキャンが可能で、カメラは連続的に路面をスキャンし、荒れた路面に差しかかる前に、サスペンションが反応し乗り心地を向上させる。

新型GLEクーペには、最新の先進運転支援システム(ADAS)を搭載する。「アクティブ・ディスタンス・アシスト・ディストロニック」、「アクティブ・ブレーキ・アシスト」、「アクティブ・ストップ&ゴー・アシスト」、「アクティブ・ステアリング・アシスト」などが、豊富に用意されている。

《森脇稔》

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